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金山寺(きんざんじ)は、大韓民国全羅北道金堤市にある仏教寺院。韓国仏教の最大勢力宗派である曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の第17教区本寺。弥勒信仰が盛んだった百済に源流をもつ寺院で、もとは法相宗の根本道場だった。 == 沿革 == 百済の寺院で599年(法王元年)に創建された。百済滅亡後、統一新羅の景徳王の時代(722年 - 766年)に眞表によって重修され、法相宗の根本道場になった。 935年、後百済末期の王位継承問題で、後百済始祖の甄萱はその長男神剣によって金山寺に3ヶ月間幽閉された。 高麗時代の1079年(文宗33年)、恵徳王師により最盛期を迎える。石蓮台・五重石塔・露柱など、現存する主要石物はこの頃つくられた。 李氏朝鮮の太宗による1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、存続を許された88寺院の中に金山寺の名前はなく、廃寺になったようである。世宗による1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際も、存続を許された36寺院の中に金山寺の名前はなく、引き続き廃寺のままだったようである(朝鮮の仏教#李氏朝鮮時代の仏教弾圧)。 1592年(宣祖25年)、日明戦争がはじまると、金山寺は僧兵の拠点として活用された。1596年(宣祖29年)の慶長の役のさい、金剛門一つだけを残し、あとは火災で焼失した。1635年(仁祖13年)に守文大師が再建した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金山寺 (全羅北道金堤市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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